子育て世代なら知っておきたい!「ママとパパのための幸せとお金の知恵」を紹介

その他
家計に悩む夫婦
家計に悩む夫婦

・今後の家計が心配

・教育費や老後資金のことも心配

・家族とも話し合ったほうがよい?

こんなお悩みありませんか?

  • FP2級・AFPの資格保有者
  • 子持ち会社員世帯への専門アドバイザー

である筆者、FP(ファイナンシャルプランナー)キタムラが「子育て世代の家計管理」について解説します。今回は金融広報中央委員会(愛称:知るぽると)が公開する「ママとパパのための幸せとお金の知恵」を紹介していく方式です。

本記事を読んで分かること
  • 我が家の「お金の方針」の作り方
  • 家計管理の方法

ぜひ最後まで読んでいってください。

FPキタムラ
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分かりやすい資料になっています。ぜひ活用しましょう!

「ママとパパのための幸せとお金の知恵」とは?

金融広報中央委員会(以下、「知るぽると」)は中立・公正な立場から、暮らしに身近な金融に関する幅広い広報活動を行っている団体です。

この知るぽるとが子育て世代向けに「ママとパパのための幸せとお金の知恵」という資料を公開しています。

下記サイトよりユーザー登録不要かつ無料でダウンロードできます。

\ 知るぽると 「ママとパパのための幸せとお金の知恵」 /

ママとパパのための 幸せとお金の知恵|知るぽると
ママとパパ(小さな子どもがいるファミリー層)を主に想定し、家族が幸せになるためのお金の知恵の基本を紹介しています。

今回はこちらの資料に沿ってお金の知恵を紹介していきます。

FPキタムラ
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全6ページの資料です。サッと目を通せるボリューム感です。

「家族の幸せ」を描きましょう!

出典:「知るぽると ママとパパのための幸せとお金の知恵」より

まず最初は家族の幸せを思い浮かべながら、「実現したいこと」をノートなどに書き出します

記載例のように項目別にすると書きやすくなります。

記載項目例
  • 家族構成:子供は何人ほしいのか?いつ頃出産したいのか?
  • 仕事:夫婦それぞれでどんなキャリアを築きたいのか?育児、家事とのバランスは?
  • 教育:学校は私立、公立のどちらに通わせたいのか?習い事はどうしたいのか?
  • 住宅:賃貸、持ち家どちらがよいのか?住みたい場所は?
  • 老後:どこで何をして暮らしたいのか?子供との関係性、距離感は?

他に増やしたりしても構いませんし、書き出すのが難しければ減らしてもOKです。

ここでは家族の総意ではなく夫婦それぞれの価値観に基づき自由に意見を書き出してみましょう

夫婦で意見が食い違う場合もあります。

この後、家族としての方針をまとめていきますので、そういった点も含めて記録しましょう。

FPキタムラ
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お互いの意見を尊重し合う姿勢が大事です。

「家族の今後」を考えましょう!

出典:「知るぽると ママとパパのための幸せとお金の知恵」より

次に家計について考えましょう。

家計を考える順序は次の通りです。

  • ①現状を確認
  • ②今後を予想
  • ③課題の検討

現状を確認

まずは現状を確認しましょう。

ここでは正確に現状を把握することが重要です。

これが正確でないと収支がプラスなのかマイナスなのか、純資産がいくらなのか分からなくなります。

そうすると、次のステップの「今後の予想」や「課題の検討」の意味が無くなってしまいます。

今後を予想

続いて今後の予想を立てます。

ここで重要なのは楽観視しすぎないことです。

例えば「とんとん拍子に出世し給料が上がる」「物価は上昇せず生活費も変わらない」等の予想は危険です。

なぜなら、その通りにいかなかった場合(悪い方)にダメージが大きく、方針を大幅に修正することになるからです。

むしろ「給料は現状維持が続」「物価は上昇し生活費も毎年数%増える」とやや悲観的に予想しておいた方がよいでしょう。

良い方にブレる分には問題ありませんから。

課題の検討

予想を立てると、今後の問題点が見えてくるはずです。

例えば、

  • 家族が増えても生活費が不足しないか
  • 住宅購入や住宅ローン返済に十分な収入があるか
  • 教育費や老後資金の必要額を必要時期までに貯蓄できるか

このような観点で確認するとよいでしょう。

課題が見えてきたら夫婦でどんな解決方法があるか話し合ってみましょう

FPキタムラ
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奨学金制度など貯蓄以外の制度についても調べてみましょう!

「お金の方針」を作りましょう!!

出典:「知るぽると ママとパパのための幸せとお金の知恵」より

課題の解決方法のうち、実際に取り組むことを決め方針としてまとめます

記載例のように、教育、住宅、老後などの項目別にまとめると分かりやすいと思います。

さらに、この3項目は人生の三大費用と呼ばれており、金額が大きいことからこれらの項目から対策を立てていくとよいでしょう。

また多くの場合では、家計を見直し支出を減らす等の工夫が必要となってきます。

こちらも具体的な取り組みとして記載します。

なお、資料の5~6ページには参考情報が記載されています。

人生の三大費用や貯蓄、支出の見直し方法について役に立つ情報です。

ぜひ活用しましょう。

FPキタムラ
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あなたの家族にとって取り組みやすく効果がある方法で取り組みましょう!

大事なのはここから

「お金の方針」を作成したら、そこで満足してはいけません。

すぐに行動に移すことが重要です。

実際に方針に沿って行動してみると「もっとこうした方がいいな」「やっぱり無理があるな」など、見直しが必要な部分が出てきます。

最初のうちはこまめに見直し修正しましょう。

軌道に乗ってからも1年に1回など、定期的な見直しが大事です。

FPキタムラ
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計画→行動→見直しのサイクルを意識し行動しましょう!

まとめ

今回は「子育て世代の家計管理」について、知るぽるとが公開している「ママとパパのための幸せとお金の知恵」を使って解説しました。

\ 知るぽると 「ママとパパのための幸せとお金の知恵」 /

ママとパパのための 幸せとお金の知恵|知るぽると
ママとパパ(小さな子どもがいるファミリー層)を主に想定し、家族が幸せになるためのお金の知恵の基本を紹介しています。

仕事、育児、家事など、なにかと忙しい子育て世代の皆さんにぜひ活用してほしいと思います。

普段、家族でお金の話はする機会は少ないかもしれませんが以下のポイントを意識し取り組んでみてください。

  • 家族で話し合いお互いの価値観や考え方を確認しよう
  • 家族間で共通認識を持とう
  • 「お金の方針」は定期的に見直そう

「お金の方針」を作成し対策をしておけば将来の不安も小さくなります。

ちょっとずつでも行動しお金の悩みの少ない幸せな人生を過ごしましょう!

それでは!

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